君が泣いても何もできない今日

京都でまったり大学生(架空)

中国逃避行 その⑥

つづき

shohco.hatenablog.com

 

◯烏魯木斉(ウルムチ)◯

楽しかった吐魯蕃を発ち、ウイグル自治区の区都・烏魯木斉へ向かいます。

車移動なので楽チン。途中でサービスエリア的なところに立ち寄りました。

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お店は開いてるのか開いてないのかよくわからない…とりあえずトイレ行くか、みたいな。

 

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道中目にした風車ゾーンです。中国の中でも有数の広さを誇り、上海まで送電されているそうです。距離にして約4千km。規模がすごい。

 

烏魯木斉に着いた後はバザール観光をしました。

民芸品とか売ってるのかな〜と期待してたのですが、スパイスか量産化粧品(石鹸とかハンドクリームとか)が多くてあんまり惹かれなかったです。

手作りの食器を売ってるお店が激カワだったのですが高過ぎて手が出ない…うぅ…

 

スパイス売り場

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休憩

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座るところが全然なくて、やっと見つけた紅茶の屋台で敦煌紅茶?みたい名前のを頼みました。甘くないお茶が飲みたかったので、店員さんに「砂糖が入ってないのどれ?」って聞いたらこれと言われたので頼んだのですが、激マズでドン引き。

なんというか、塩味の泥水みたいなかんじ。海水くらいのしょっぱさ。さすがに塩が入ってるわけではないはず(入ってたら高血圧で死んでる)なのですがめっちゃしょっぱい(ように感じる)。この旅行で食べた唯一のマズかったもの。マズすぎて友人と爆笑しました。

 

まともにゆっくりできるところを求めつつバザールを散歩してたら

こんな素敵カフェが!!!!よい!!!!!

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紅茶(無糖ストレート!!!!)と茶菓子をいただきました。癒し〜〜〜

長居してたら紅茶にお湯を追加してくれました。嬉しい〜〜〜〜

 

帰り道の小径

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コンビニで買ったカップ蘭州ラーメン

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天池

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烏魯木斉2日目は長距離バスに乗って世界遺産・天池に行きました。

ここまでドライバーさんを付けて方々まわっていたので、最後くらい自力で遠出するか!ってなって行ったのですが、まあ止めておくべきでしたね、端的に行って。

顛末をざっとまとめるとこんな感じです。

  • バスターミナルまで遠い

  • バスのチケットで身分確認をされる(はずが、カウンターのお姉さんが(外国人めんどくせ…)と思ったらしく勝手に「李さん・学生」にされる)

  • 目的地まで直通なのに途中で謎の乗り換えを指示される

  • 途中の検問で一旦全員バスを降りるよう命じられる

  • 検問で手荷物検査・身分確認。「外国人はこっち」と別のレーンに通される

  • パスポートのチェックを受けてたらバスの運転手が「まだ時間かかんの?」とせっついてくる。検問所の警官が「まだ時間かかるから先行っていいよ」という。は?

  • 必死の形相で「待って!」と叫ぶも待ってくれない。次のバスを待てと言われる。は??

  • 次のバスが来たので乗り込むと他の乗客に「さっきまで乗ってなかったやつ乗ってる!」と運転手にチクられる。やめてくれ(ちなみに乗車券の名前は偽名「李」なのでここで確認されると不正乗車って言われるのではとなってめっちゃ怖くなる)

  • 友人がなんとか説明。運転手が検問所の警官に確認もしたらしく、なんとか許してもらえる。

  • バスの停車駅からさらに乗合タクシーに乗り換え。席が埋まり次第出発なのでいつ出発するのかわからないままずっと待たされる。

  •  やっと天池到着。 この時点で憔悴しきっているのでもう池とかどうでもよくなる

  • このまま帰ろかな、でもまあとりあえず写真だけ撮っとくか、ってなる

  • 謎に広い敷地のなかをこれまたバスを乗り継ぎながらようやく天池。5分で「もう帰ろか」
  • 帰りはタクシーでスッと帰りたい!ってなったのでタクシーに声をかけるも「烏魯木斉までは遠過ぎて嫌」と拒否される。
  • しゃあなし乗合タクシーに乗ったら「大きい方のバスで直接烏魯木斉のバスターミナルまで行くよ」と言われて嬉しみ〜
  • このバスも「席が埋まり次第出発」らしくバスの中で1時間くらい乗客が集まるのを待つ。は???
  • 烏魯木斉バスターミナル到着。ここからホテルまでは朝には気づかなかったBRTという乗り物(バスだけど専用レーンを走れるので渋滞の影響はちょっと緩和されてる)に乗りました。これは快適!!!!
  • 帰宅。憔悴。
晩餐

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最後の晩ごはんなのでもうめっちゃ贅沢しよう、と、ちょっと高めのレストラン。

ちなみにこの日はあんな(↑)様子だったため昼食をとれていなくて空腹がピーク。

むさぼりました。

 

翌朝、烏魯木斉→北京→羽田で帰国しました。

烏魯木斉空港で食べた蘭州ラーメンもめちゃくちゃ美味しかった〜〜〜

 

〜終わり〜

 

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